わし鼻修正

わし鼻とは?

わし鼻の種類

わし鼻とは、鼻の付け根あたりが出っ張っている状態を指すものです。
鼻の骨・軟骨の状態によって、大きく次の3つのパターンに分けられます。

1)骨が突出しているもの
2)骨の突出は無く、鼻先が低いもの
3)1と2の組み合わさったもの

わし鼻のカウンセリングでは、お客様それぞれの状態に適した治療法をご提案いたします。

1)骨が突出しているもの

骨と軟骨の出っ張りが、わし鼻の原因になっているものです。
出っ張った骨と軟骨を削ることで、鼻筋をキレイなラインに整えます。

2)鼻先が低いもの

鼻先が低いことで、相対的にわし鼻のように見えるものです。
このタイプでは、鼻先を高くすることで、鼻筋のラインを整える効果が期待できます。

鼻先を高くするためには、鼻中隔延長や鼻尖軟骨移植を行います。
鼻先の軟骨の状態によっては、鼻尖形成や鼻柱軟骨移植も必要とする場合があります。

3)骨が突出していて鼻先が低いもの

骨と軟骨が出っ張っていて、鼻先も低い場合、整った鼻筋を得るためには、その両方を改善させる手術が必要です。

低い鼻先の高さを基準にすると、突出した骨・軟骨を過剰に削ることになり、鼻全体のバランスが崩れてしまいます。

わし鼻手術の実際

1)突出の軽いもの

突出が軽度なものは、単純に突出部分を削り取ります。
鼻孔内を切開して、ノミと骨ヤスリで平らにならします。

2)突出の強いもの

突出が大きい場合は、単純に突出部分を削ると、鼻筋が平らになってしまいます。
また、鼻筋の骨・軟骨構造の強度が弱まることで、鼻の通りが悪くなる症状が出る可能性があります。

このような問題が危惧される場合には、spreader flapという方法を用います。

外側鼻軟骨と鼻中隔軟骨を分離し、わし鼻の原因となる余分な骨・軟骨を除去した後、外側鼻軟骨を巻き込んで縫合します。

この方法により、鼻背の強度は保ったまま、わし鼻部分の高さを下げることができます。

3)鼻骨が広いもの

わし鼻では、広い鼻骨を伴うことがあります。
鼻の中間より上の部分の太さが気になる場合、それは鼻骨の形によるものです。

この部分をシュッとさせたい場合、あわせて『鼻骨骨切り術』を行う必要があります。

その他のわし鼻治療

鼻の状態によっては、突出部の上下にヒアルロン酸やプロテーゼを入れるという選択肢もあります。
高い部分を削るって低くするのではなく、低いところを高くして、わし鼻の高さに鼻筋を合わせるやり方です。

ダウンタイムが取れない、簡単な施術で済ませたい、あわせて鼻筋を高くしたいというご希望があるなら、効果的な選択肢の1つです。


こんな方にオススメ

  • 鼻の付け根が出っ張っている
  • 鼻の印象が強い
  • 確実に効果を出したい

施術メニューと料金

※税込価格です(カッコ内は片側料金)

わし鼻治手術・単純なもの ¥220,000
わし鼻手術・複雑なもの ¥396,000
わし鼻手術+プロテーゼ +¥132,000
わし鼻手術+鼻骨骨切り術 +¥275,000
他の鼻尖手術+わし鼻手術(単純) +¥132,000
他の鼻尖手術+わし鼻手術(複雑) +¥253,000
鼻の施術歴あり +¥132,000

施術料金には局所麻酔、眼窩下神経ブロック、術後の内服薬、ギプス代が含まれています。

症例写真

Case1

術後2か月の状態。ふたえ埋没法を併せて行っています。

治療の流れ

01

カウンセリング

診察ののち、手術の効果とダウンタイム・リスク等について説明します。
鼻の状態、ご希望の形、ご予算等に応じて、最適なプランをご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上、十分にご検討ください。
※鼻の施術に関しては、基本的にカウンセリングと同日の施術は承っておりません

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります

<未成年の方へ>

03

お会計

自由診療では施術前にお会計いただきます。

<お支払い方法>

04

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影させていただきます。

05

メイクオフ

パウダールームにてメイクを落としていただきます。

06

処置室へ

処置室へ移動します。

07

デザイン

カウンセリングの際にお伺いしたご希望に沿えるよう、慎重にデザインを行っていきます。

08

麻酔

眼窩下神経ブロックののち、局所麻酔を進めていきます。
鼻の施術では、通常長時間作動型の局所麻酔薬を使用します。
(ブロック麻酔、長時間作動型麻酔の料金はすべて含まれています)
より楽に施術を受けられたい場合は、静脈麻酔をご利用いただけます(オプション)。

<麻酔について>

※鼻の施術では、笑気麻酔のご利用はお勧めしておりません。

09

施術

施術時間は単純なもので40~60分ほど、複雑なもので120~150分ほどです。
リラックスしてお過ごしください。

10

写真撮影

施術後の記録として、写真を撮影いたします。

11

術後説明

施術後の過ごし方やお手入れの方法、お薬の使用方法などについて説明します。

12

通院

状態の確認のため、1週間後を目安にご来院ください。
それ以前やそれ以降も、心配なことや気になることなどがございましたら、ご予約の上いつでもご来院いただけます。

13

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

テーピング・ギプス

術後の腫れ・内出血を抑えるために、施術直後からテーピングとギプス固定を行います。
3日後の朝まで続けていただきます。※手術の翌日が1日後です。
3日後の朝に、ギプスとテーピングをご自身で外してください。

寝返りの際に鼻に力がかからないよう、【単純なもの】で1週間、【複雑なもの】で3週間、寝るときにギプスを付けてください。

洗顔・スキンケア

当日はお休みしてください。
ギプスが付いている間は、洗顔時にギプスが濡れないようにお気をつけください。
ギプスを外したあとは、鼻の部分も含め普通に洗顔・スキンケアしていただけますが、鼻の部分は術後3週間は優しく触れるようにしてください。

メイク

鼻以外は手術の翌日から可能です。
傷の部分は抜糸の翌日から可能です。

入浴

ギプスを外すまでは、軽くシャワー浴でお済ませください。
1週間ほどは長湯はお控えください。

運動

血流が良くなると腫れやすくなります。1週間程度は運動をお控えください。

飲酒

血流が良くなると腫れやすくなります。3日間は過度の飲酒をお控えください。

喫煙

喫煙は傷の治りに悪影響を及ぼします。傷の治りが遅れると、傷あとが目立ちやすくなります。
術前後2週間の禁煙をおすすめします。

睡眠

1ヶ月間はうつぶせで寝ることは避けてください。

鼻のマッサージ

少なくとも1か月間はお控えください。

ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

麻酔の効果は2~3時間で切れます。術後にお渡しする痛み止めをご利用ください。
痛みは5~7日ほどで落ち着くことが多いです。

腫れ

強めの腫れは1〜2週で落ち着きます。
完全に腫れがなくなるまでは、1~2ヶ月かかる場合が多いです。

傷あと

【単純なもの】では、鼻の中の傷あとは外から見えません。
【複雑なもの】では、鼻柱を切開します。赤みや色素沈着が生じますが、1~3ヶ月で落ち着く場合が多いです。
最終的に白っぽい線状の傷あとが残ることがあります。

内出血

内出血が生じると、腫れや痛みが長引くことがあります。
鼻の周りや、場合によっては目の周りまで、紫色~黄色っぽくなります。
2~3週で消えていきます。

時々起こる
違和感

皮下の剥離によって、一時的に鼻の皮膚の感覚が鈍くなることがあります。
通常1~3か月で改善します。

鼻出血

鼻骨・鼻軟骨を削る際に鼻腔内の粘膜に傷がつき、鼻血が出ることがあります。
通常は長くても1~2日で消失します

鼻の幅広感

わし鼻がある場合、骨・軟骨は前方だけでなく横方向にも大きい場合があり、わし鼻修正を行うことで、幅広感が気に なるようになる可能性があります。
幅の広い鼻骨には、鼻骨骨切り術が効果的です。

まれに起こる
左右非対称

削り方により左右非対称が生じることがあります。
丁寧に施術を進めることで発生を防ぎます。
もともと骨格的に鼻が曲がっている場合は、左右対称は得られません。

削り過ぎ

わし鼻部分の骨・軟骨を削り過ぎると、凹み感が出ます。
注意深く削りを進めます。

削りの不足

削りが足りないと、突出が残存します。
基本的には横から見た鼻筋が一直線になるよう調整しますが、違和感が生じないように、突出を残さざるを得ない場合があります。

感染症

細菌が感染すると、鼻が赤く腫れたり、痛み、熱感が出ることがあります。
抗生剤等で対応します。

迷走神経反射

緊張や痛みの影響などにより、血圧が下がって気分が悪くなることがあります。
しばらくすると落ち着きます。状況に応じて点滴や酸素吸入を行います。

極めてまれ
肥厚性瘢痕・ケロイド

体質により傷あとが盛り上がることがあります。
傷あとが気になる場合には、内服薬を検討しますので、ご相談ください。

血腫

強い内出血が起こると傷の下に血液が溜まり、腫れや痛みが長引くことがあります。
血腫を除く処置が必要になる場合があります。

麻酔薬アレルギー

局所麻酔の成分に対しアレルギーが生じる可能性があります。
アレルギーの症状として、蕁麻疹や血圧の低下、アナフィラキシーなどが起こりえます。
状況に応じて直ちに適切に対処致します。

院長からのコメント

技術が求められる施術です

目頭切開では皮膚を精密に切開して移動させることにより、ひだを解消します。
この際皮膚を不用意につまんだり、不適切な止血操作を行うと、血管がいたんで皮膚の血流が悪くなり、傷あとが盛り上がりやすくなります。
極めて繊細な作業を必要とするのが、この目頭切開です。

形成外科専門医は、やけどの傷あとや腫瘍の切除後、顔や手足の先天異常などに対して、目頭切開と同様に皮膚を移動させて再建する「皮弁作成術」を得意としています。

一度傷あとが目立ってしまうと、修正はなかなか大変です。
目頭切開に限らず、切開を伴う施術を検討される際は、形成外科専門医がすべての施術を担当する当院をぜひご指名ください!

Q&A

施術はだれでも受けられますか?

妊娠中の方・妊娠の可能性のある方、重度の皮膚疾患、ケロイド体質の方、ヘルペス感染症、出血性疾患、抗凝固剤内服中、局所麻酔アレルギー、その他医師が施術不適と判断した場合は、施術を受けることができません。

痛いですか?

最初の麻酔の注射の際は痛みがありますが、施術中はほとんど痛みを感じずに受けていただけると思います。
静脈麻酔を併用していただくことで、より楽に施術を受けていただけます。

<麻酔について>

他のクリニックで一度受けたことがありますが、効果が不十分でした。

他院で手術を受けられたあとに「削り足りない」「削られすぎた」などのお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。

会員制度のご紹介

フェイス美容外科では、施術でポイントがたまるおトクな会員制度をご用意しています。
施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

<フェイス美容外科 ポイント会員制度について>

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